2021-05-25
不動産の売却は、手間や時間がかかる作業です。
できるだけ早く売るためには、その土地の特徴を知って、コツを押さえた売り方を考えましょう。
今回は角地の不動産を売却するケースについて、メリットとデメリットなどをご説明します。
不動産は、その土地ごとに特徴が違います。
似たような土地はあっても、まったく同じ特徴であることはほとんどありません。
ですから、その不動産の特徴をしっかりとつかむことが、スムーズな売却への第一歩です。
角地は人気の高いイメージが強いかもしれませんが、メリットとデメリットの両方があります。
まずメリットは、日当たりがよくて開放的であること。
これは、角地には「2方向以上が道路」との特徴があるからです。
そのため日の光が入りやすく、視界を遮る建物も少なくなり、家を建てたときにも明るさと開放感が得られます。
さらに家を建てる場合には、建ぺい率が10%アップできることや、玄関の位置を選択できるので間取りの自由度が高くなるなどのメリットもあります。
一方、角地のデメリットは、メリットの裏返しであることが多いようです。
たとえば、日当たりがよいために夏場の室温が上がりやすいことや、開放感があるために外からの視線が気になることなどが挙げられます。
角地にはよいイメージを持っている人が多いため、比較的売りやすい土地だと考えられます。
けれども、ご紹介したようなデメリットを感じて、購入を迷ってしまう人がいるかもしれません。
そのような場合は、デメリットをうまくカバーする方法や、メリットを上手にアピールする方法が有効です。
ご説明したように、角地のデメリットはメリットの裏返しであることが多いのです。
ですから、家を建てる土地を探している人に対しては、「建ぺい率アップ」や「間取りの自由度」をアピールしましょう。
また中古住宅を売る場合は、その家で実践していた日差し対策や、プライバシーに配慮した外構などについてしっかりと説明することがおすすめです。
さらに、周辺環境も重要なポイントですから、便利なお店や環境のよさなど、住みやすさを感じる点をたくさん伝えるように心がけましょう。
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