一部の土地を売却するケースで知っておきたいこととは?

2021-09-07

一部の土地を売却するケースで知っておきたいこととは?

土地の一部だけの売却を検討するときは、いろいろと準備が必要になるもの。
今回は、土地の一部を売却するときのために知っておきたい事柄を多角的に解説していきます。
思わぬトラブルを防ぐためにも今のうちに確認しておきましょう。
相続を予定している方もぜひ目を通してみてください。

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一部の土地を売却するときに必要になる「土地の分筆」とは?

土地の一部のみを手放したいという場合は、一つの土地を複数に分割する「土地の分筆」という方法を取るのが一般的。
土地の分筆をすることで登記上は別の土地としての扱いになるため、所有権に関するいざこざや登記に関するトラブルなども未然に防ぐことができます。
しかし、土地の分筆をおこなう理由となるのは、土地の売却目的だけではありません。
土地の分筆の目的としては、土地の地目を変更して利用の仕方を変えるとき、土地を整形したいとき、などのさまざまなものが挙げられます。
宅地など地目の種類によっては固定資産税の軽減措置が取られることもあり、節税対策のためにも土地の分筆が有効となる場合があることをぜひ覚えておきましょう。
通常、土地の分筆には土地家屋調査士への依頼が必要になり、1か月程度のスケジュールを見ておくと安心でしょう。

一部の土地を売却したいケースでも知っておきたい「法定相続分の持ち分割合」とは?

土地の分筆は、相続した土地を複数の法定相続人で分けるときなどにも必要になるもの。
とくに、相続が関わる土地の分筆はトラブルを抱えやすいと言われていますので、法定相続分の持ち分割合などプラスアルファとなる知識をつけておくと安心です。
土地などの不動産は、法定相続人の順位別に相続の際に法定相続分の持ち分割合で共有されることとなり、配偶者・子・兄弟姉妹などで法定相続分が異なってきます。
配偶者や子の有無などによっても法定相続分に違いが出てきますので、不安な方は、司法書士事務所などに相談してみましょう。

一部の土地を売却するときの注意点と心構え

土地の一部の売却を検討するときは、土地家屋調査士への分筆手続きの依頼から始まり、きちんとした手順を踏んでいくことが何よりも大切になります。
境界確定測量の実施や境界標の設置は当然のことながら、登記申請書・測量図・筆界確認書を準備してからの土地分筆登記までしっかりとおこなっていきましょう。
また、分筆した土地が接道義務を満たすかどうかの確認も大切なこと。
土地の価値にも関わってくる部分となりますので、土地家屋調査士や不動産会社のアドバイスに耳を傾けながら、ひとつひとつ着実にステップを踏んでいきましょう。

まとめ

土地の一部を売却するときは、スケジュールに余裕を持って取り組むことが大切になります。
ほかにもさまざまな注意点がありますので、専門家のアドバイスを聞きつつ慎重に手順を踏んでいくようにしてくださいね。
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