2021-09-14
不動産の売却を検討する際に、庭木はどうするべきなのか?という相談をよく耳にします。
大切に育てた立派な庭木は残しておきたいと思う方も多いですが、買い主がどう思うのかと悩む方は少なくありません。
また、庭木は成長とともに手入れが必要となるので、家庭によっては管理が難しいため必要ないと判断するケースもあります。
そこで今回は、不動産を売却する際に庭木はどうするのが良いのかお話ししていきましょう。
立派な庭木は家のシンボルとなり美しいものですが、実際にはその美しさを維持するために幾度も手入れが必要となります。
庭木はそのまま放置しておくと、枝や茎がどんどん伸びて茂ってしまい見栄えが悪くなってしまいます。
そうなってしまうと、家の日当たりを妨げてしまったり、害虫の発生源となってしまうなどの悪影響を及ぼしてしまう可能性があります。
美しい庭木を維持するためには、定期的な剪定作業や害虫の発生を抑えるために薬剤散布をおこなうなど、適切なケアをしなければなりません。
そのため、不動産を購入した後に庭木の処分を検討する方や、元々庭木のない家を探すケースも少なくありません。
不動産を売却する際に、庭木を処分しなければならないという決まりはありませんが、日当たりや風通し・害虫・手入れなどの問題で庭木のない物件のほうが売却されやすいのが現状です。
では、不動産を売却する際に庭木の処分はどうするのが良いのでしょうか?
庭木の処分は、自力で切ったり抜いたりすることが難しいです。
小さな庭木であれば可能かもしれませんが、何年もかけて大きくなった樹木は根っこが庭中に張り巡らされているため、素人が力任せで掘り起こすのは困難です。
そのため、庭木の伐採をおこなう際は、造園業者などの専門機関への相談をおすすめします。
専用の重機を使用して庭を綺麗にしてくれるため、根っこが残る心配もなく、家へのダメージも軽減します。
専門機関に庭木の処分を依頼する場合は費用が発生します。
草刈・剪定・伐採などをおこなった場合、作業代3000円×人数×時間+出張費×人数+機械使用代+処分費がかかるのが一般的です。
出張代は約3000円程度、機械使用代は5000円程度が相場となっていますが、依頼の際には事前にしっかりと確認しておくと安心です。
売却後にトラブルになることがないよう、庭木の扱いについて売買契約書に明確に記載をしておきましょう。
庭木は買い主が引き継ぐのか?撤去したうえで不動産を引き渡すのか?を事前に明確にして記載しましょう。
また、撤去する際の処分費用の負担についても明記しておくと安心です。
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