2023-12-19
家の傾きは、売却価格や売却方法に大きな影響を与えます。
しかし、どのくらいの傾きなら許容できるのかどうやって売却すればいいのか、分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、家の傾きの許容範囲と売却価格への影響、傾いた家の売却方法について解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
伊那市の売買物件一覧へ進む
家の傾きは住宅品質確保促進法で定められた基準によると、1mあたり3mm以下であれば許容範囲内です。
これは建物の高さが10mであれば傾きは3cm以内ということになります。
しかしこの基準はあくまで目安であり、実際には家の傾きがどの程度影響するかは、建物の構造や土地の状況によって異なります。
家の傾きが許容範囲を超えると、めまいや睡眠障害などの健康被害を引き起こしてしまうことも。
そのため家の傾きは不動産の価値を下げる要因となり、売却や賃貸にも影響します。
家の傾きを調べる方法としては、水準器やスマートフォンのアプリを使って測定する方法や、費用や時間がかかりますが専門家に依頼して調査する方法があります。
家の傾きは住まいの安全性や快適性に関わる重要な問題です。
自分の家の傾きが許容範囲内かどうかを確認し、必要に応じて対策を講じましょう。
▼この記事も読まれています
築30年の家には価値がない?売却できる条件や方法について解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
伊那市の売買物件一覧へ進む
傾いた家の売却価格は、傾きの程度や原因によって大きく変わります。
傾きが大きいほど、売却価格は下がることが一般的です。
傾きの原因としては床の状態や基礎の強度などが考えられます。
床だけが歪んでいる場合は、修繕範囲が小規模なためおおよそ50万円~100万円ほど売却価格が下がる傾向にあります。
ただし、外壁や梁などを含めた建物全体が傾いている場合は値下がり幅が大きくなりやすいです。
目安としては300万~500万近く売却価格が下がると考えられます。
これらの理由から傾いた家の売却価格は、通常の家よりも低くなる傾向があります。
▼この記事も読まれています
不動産売却前に加入したい既存住宅売買瑕疵保険!メリットとデメリットを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
伊那市の売買物件一覧へ進む
傾いた家を売却するためには、まず現状の家の傾きの原因と程度を調べる必要があります。
傾きの原因は地盤沈下や地震などが考えられますが、それぞれに対応する方法が異なります。
次に、修繕をするかどうかを検討しましょう。
修繕をする場合は費用や期間、効果などを考えてメリットとデメリットを比較してください。
修繕をしない場合は、傾いたままの状態で売却するか、更地にしてから売却するかを選択します。
傾いたままの状態で売却する場合は買い手が見つかりにくいため、専門業者に買い取ってもらうことも検討しましょう。
価格は大幅に下がりますが、早く手放すことができます。
更地にしてから売却する場合は、解体費用や手間がかかりますが価格は上がりやすくなります。
▼この記事も読まれています
シロアリ被害を受けた家は売れるのか?売却方法や注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
伊那市の売買物件一覧へ進む
家が傾く原因は、地盤沈下や地震などがあります。
傾いた家は建築基準法に違反している可能性が高く、売却する際には専門家の診断や補修が必要です。
売却価格は傾きの程度や補修費用などによって大きく変わりますが、一般的には傾いていない家よりも安くなります。
傾いた家を売却する際、不安を感じる方は弊社にご相談ください。
伊那市の不動産売却・中古住宅なら有限会社井口不動産がサポートいたします。
売却を検討されている方は、売却査定も実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
伊那市の売買物件一覧へ進む
有限会社井口不動産 スタッフブログ編集部
伊那市で快適に過ごせるお住まいをお探しなら、有限会社井口不動産におまかせください。伊那市を中心とした幅広いエリアの不動産情報を取り揃えて、皆様のご来店をお待ちしております。ブログでは伊那市に関連する記事を中心に不動産情報などをご紹介します。
マンションを売却した後は必ず、確定申告を行わなくてはなりません。 そもそも確定申告とはどのようなシステムで、何のために行うのでしょうか。 ここでは、マンシ...
2022-02-17
不動産を売却するためには、仲介業者への手数料や税金などの費用が発生します。 また、取引金額によっては、100万円を超える支払いが必要です。 そこで不動産売却の前に...
2022-07-04
家やマンションなどの不動産を売却する際に、家具や家電を置いていくか、処分すべきなのかは悩みどころです。 家具家電が残ったままだと不動産の印象に影響を及ぼすこともあるため、慎重に考えるこ...
2022-07-04
不動産売却において、中間省略登記とは何か、あまりよくご存じでない方も多いかと思います。 よりスムーズに売却を進めるにあたっては、その詳細を事前によく理解しておくことが大切です。 今回は...
2022-01-25
本籍地が実家である場合、売却するときに本籍地を変更する必要があるのか、という疑問を持つ方も多いでしょう。 変更が必要ならば、何をすべきか、どういう点に注意すべきかということは事前に知っておきたいものです。 相続した...
2022-08-02
不動産を購入するときは、所有者の権利を登記する必要があり、単独名義または共同名義のどちらかを選択します。 夫婦や親子で共同名義にすると節税対策に有効なものの、売却や相続が生じた際に、厄介なことが起こる可能性も少なく...
2021-06-29